またまたやってきました。ラスベガス。これで何度目のラスベガスかもうカウントできなくなっています。:-) さて、今回のメインの目的はあくまで、COMDEX である!:-) COMDEX というのは世界最大のコンピュータショーとしてラスベガスで毎年11月に行われています。 が、、、、ここ2−3年は IT 不況などが原因なのか、あるいはもうこのようなショー形式は時代遅れになりつつあるのか、はっきりと衰退の一途をたどっており、主催者のK3M社は会社更生法申請寸前、現在の株価が2セントだとかで、もう来年の COMDEX 開催も危ぶまれるところまできています。 かつては、COMDEX には20万人の人が押し寄せ、普段70ドルくらいの部屋が300ドルに高騰するなどあたりまえの世界で、宿をとるのに大変苦労しました。 初日はまさに芋を洗うがごとき混雑で活気に溢れ、毎年会場は拡大し、メーカーにとっても、ディーラーにとっても( COMDEX は Computer Dealer Exchange の略だったと思います)非常に重要な位置を占めるコンピュータショーでした。 そして、毎年メーカーの出展も増えるから来場者も増え、来場者も増えるから出展者も増えるという好循環のもと、どんどん規模が拡大されてきました。 ところが、いろんな理由があるのでしょうが、ここ数年、大手メーカーの出展取りやめが続出、その結果会場規模が縮小、来場者も減少、だから、次の年にはまた出展者が減少といった悪循環となり、今年など、開催初日にも関わらず、かつての最終日みたいな人の入りで、過去10年以上 COMDEX に連続参加してきたきんちゃんや仲間内では「もう、COMDEX は終わりだね。」との認識を確認した今年の COMDEX となりました。 最盛期の COMDEX では会場を一回りするだけでも、1日では足りず、興味ある出展で情報収集などしていると、3日目でもまだまだ回りたいところがたくさんあったのですが、今年など、初日に大まかな取材は終了。二日目に興味があるところに再度訪れて、ゆっくりと(のんびりと)世間話をしちゃうなんて状態。というわけで、COMDEX は11/18−22の期間開催されていたのですが、二日目の11/19で取材は全て終了。電子メールでレポートを日本に送ったら、後は暇になりました。そこで、ふと見ると、なんとたまたま、11/20−24の日程でバックギャモンのラスベガスオープンが開催されているではありませんか! これ幸いと参加してきました。:-) というわけで、COMDEX に入ったら、たまたまラスベガスオープンをやっていたので、ラッキーにも参加してきたのです!!!!!(ほんとうだぞー!!!):-) というわけで、例によって、ラスベガスオープンの行き当たりばったり、乱文乱筆の思い出です。
成田空港を旅たったのは、11/16 土曜日。無事飛び立ててほっとしました。というのも、航空チケットを大韓航空でロサンゼルスまで行き、ロサンゼルス・ラスベガスはナショナルエアーというのを使う予定だったのですが(帰りも同様)、11月上旬、ナショナルエアーが経営不振から運行を停止、旅行会社と相談して慌ててチケットの振り替えを出発の1週間前に行っていたからです。結局、正式なチケットが決定したのが出発三日前の11/13,もう、最悪、ロサンゼルスからラスベガスはレンタカーで行こうかと考えていた位だったのです。 うんで、どうにかこうにか、ラスベガスに同日、11/16の午前11時頃到着。早速 COMDEX 会場近くのリビエラホテルにチェックイン。ちなみに、ラスベガスオープンが開催されていたのも偶然にも :-) リビエラホテルでして、ラッキーでした。:-) 重要なことを忘れていました。今回のバックギャモン大会、konbanwa さんこと、中島さんにご一緒して頂き、同じ部屋で過ごし、帰国までずっと色々な面でお世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。ぺこ。
さて、チェックインがすんだら、腹減ったので、近所の韓国料理店に入って、早速、無事ラスベガス到着記念宴会を昼の午後1時から繰り広げました。:-) 腹もふくれてのんびりとしていると、ラスベガスオープンに先立ち、プロアマ戦がリビエラホテルで開催されていることが分かり、早速見学に行くことにしました。 プロアマ戦とは、参加費が13000ドルもするペア戦でして、通常、世界チャンピオンクラスをいわゆるお金持ちのパトロンが雇って戦う大会です。そして、お金持ちのパトロンが実際にダイスを振って、ムーブやキューブアクションについてペアの世界チャンピオンクラスがアドバイスしてゲームするのが普通です。ほとんど場合、パトロンは世界チャンピオンクラスの言いなりにプレイするので、事実上は世界チャンピオンクラス同士の戦いとなんら違わないのですが、パトロンにはパトロンの喜びがあるようです。真偽は不明なのですが、何年か前のプロアマ戦で優勝した時、喜び絶頂のパトロンは雇った世界チャンピオンクラスのプレイヤーに優勝賞金の全額を渡したとか聞いたことがあります。まぁ、優勝賞金はたかが数十万ドル :-) とってもお金持ちのパトロンにとっては世界チャンピオンクラスを雇って、優勝する喜びの方が賞金より遙かに大きいのかもしれません(金持ちの考えることは分かりません:-))。
うんで、上がプロアマ戦の会場の前にたっていた案内板。
会場に入ると、Patrick Gibson が Hi ! Yoshito ! といつもの素敵な笑顔で声をかけてくれました。Patrick はラスベガスオープン主催者の Haward と共に、このプロアマ戦のディレクターをやっています。ところで、、、これは内緒話ですが、プロアマ戦に参加すると、おまけとして、写真左下に写っているプロアマと書いた黄色いTシャツが参加者に配られていました。僕が 「いーなー、ぼくもほしーなー」って言ったら、Patrick はこっそりと、にやっとウィンクして、プロアマTシャツを1枚くれました。Patrick 大好きです。:-)
会場では既に1回戦が始まっています。Patrick に何人くらい参加しているの?と聞くと、21ペアとの答え。バイがめちゃくちゃでかいなぁと思っていたら、Patrick が、バイのスイングがでかすぎるので、ファーストラウンドのベスト32のペアは参加費を半額にしたといって、10ペア分のエントリフィー13000ドルから6500ドルを抜き出して返却する作業を始めました。なんだかんだ言っても、目の前で日本円にして1000万円単位のお金が動いているのはちょっとした迫力でした。:-)
各テーブルを見て回りました。最初に目に付いたのが、今年、7月のプラハ大会(マイケル・メイバーグ主催)、チャンピオンシップディビジョンの1回戦で僕をやっつけた、ドイツのくそ :-) 青年(写真左のプレイヤー)のペア。はぁ、この青年そんなに強かったのかぁ。。と、、、思いを新たにしました。:-)
GamesGrid でおなじみの Ken と snowie 制作者の一人である Levermann がペアを組んでいました。なんだ両者ともトッププレイヤーじゃないか。こーゆー参加もありなんだとびっくり。:-) ところで、対戦相手は、Goulding と GHIO のペアで、振り手の女性は、この試合も含めて、グッドロールを連発して、プロアマ戦のファイナルまで行きました。
こちらは、おなじみ、スボボふとっちょおじさん :-)(写真右手のプレイヤー)。ふと、目があったので、" Do you remember me ?" と言ったら、オブコース!とか言われた。:-) ちょっとうれしかった。
余談ですが、試合を観戦している人とふと目があうと、何度も「お前のこと知っているぞ。モンテカルロでエレガンスマンになっただろ」と言われました。ははは、僕も少しはバックギャモンの世界で知られるようになってきたのかぁと、一人にやにやした。:-)。余談ついでに、赤いセーターを着て、棋譜をとっている眼鏡のおじさん、僕の事をかもだと思ったのかこの後、大会期間中、何度もマネープレイに誘ってきました。1ポイント10ドルで遊びましたが、プレイしてみた個人的感想では、おじさんのほうが僕のカモだと思ったんだけどなぁ。。トータルで100ドルほどむしれただけですが。。。:-)
こちらは、Steave Sax とだれか :-) のペア。残念ながら1回戦負け。手前の青いセーターはあの、グランデルです。
こちらは、おなじみ、ポールマグリエルとギャモンの大会でよく見るおっさん :-) のペア。手前で棋譜をとっているのはドイツのトビアス青年。トビアス青年とは7月のベニス大会で知り合いましたが、この大会中もとっても仲良くしてもらいました。良い奴です。
右奥が今年のモンテカルロ大会で優勝した世界チャンピオン、Mads です。左手の緑っぽいセーターをきた人はよく見る人なのですが、まだ名前を覚えていません。すんません。またまた余談ですが、この大会中、仙石師匠に「竹内さんは、全然人の名前を覚えていないなぁ!それじゃいかん!楽しくないでしょ!覚えなさい!」と厳命されたのですが、、、、、、どーも、名前を覚えられません。すんません。少しずつがんばりますので、見捨てないでくださいませませ。。。。
これは、先の Steave Sax の写真を逆から撮ったもの。真ん中があのグランデル。右手の人、、、、だれだっけ、、、すんません。。。:-) ところで、ひょんなことから、グランデルと話をすることが出来ました。今回のラスベガス訪問に際し、あるひとから、特注したバックギャモンボードを引き取って日本に運んでくれと頼まれていて、そのボード(タキボードの小さい奴)を持っていたのですが、グランデルが「ちょっとそのボード貸してよ」と突然のリクエスト。断るわけにもいかず :-) 快く(?)貸しました。プレイ後、「このボードいいね」なんて言われ、少し世間話をしたのはこの大会のとても良い思い出になりました(ともこさん、あのボード、グランデルが使ったんだよ :-))。その話を仙石さんにしたら、「いーなー、グランデルと知り合い(?)になれたなんて」なんて言われました。:-)
見にくいですが、対戦表を写してみました。右上に賞金が書いてあります。優勝、115,200ドル、2位が38,400ドル、3−4位が19200ドルって書いてあるのが見えるかな?
会場では、1回戦で負けちゃった人たち用でしょうか、2000ドルジャックポットも行われており、更に1ポイント100−500ドルくらいのマネーゲームが1回戦終了後、あちこちで行われていました。実は、きんちゃんもマネーゲーム、何人もの知らないおっさん:-) から誘われました。「10ドルか20ドルなら」と答えると、みな、「Oh no」とか言って首を横に振りどっかに行ってしまいました。:-) どーも、最低1ポイント100ドルのようです。あのー。。。。そんなん手元に3000ドルくらいしかないのにできませんがな。。。:-)
そんななか、熱心に観戦したいた下の左手の女性、Rachel さんが、遊ばない?って声をかけてきました。1ポイント5ドルでいいってんで、少し遊びました。20ゲームくらい遊んだのですが、きんちゃんの圧勝。48ポイント勝ったところで、相手はギブアップ。えへへの240ドルを得て、にこにこのきんちゃんでした。:-)この人となら、もうちょっと高いレートでもやってもいいなぁ :-)
さて、COMDEX の合間にプロアマ戦を観戦していましたが、いよいよ、11/20になりラスベガスオープンの開幕です。早速ブリッツに挑戦。わくわくの第1戦は次の Wayne McClintock さん。チャンピオンシップに出ている人です。運良く、6−2で葬る。(ブリッツは5ポイントマッチ)
続いて、ブリッツ2回戦は、Ed Bennett さん、やはりチャンピオンシップに出ている人。3−3スコアの最終戦を制して、5−3で勝ち上がり。わいわい。
ブリッツクオリファイの3回戦までちょっと時間があったので、今度は2ポイントミニマッチに挑戦。お相手は、次の David Motley さん(インターミディエイト参加)。あっさりと勝つ :-)
続いて2ポイントミニマッチ2回戦。Mark Antranikian さん(インターミディエイト参加)。あっさりと負ける。今回のラスベガスオープン、初敗戦となる。とほほ。
ま、いいやってんで、、、、ぼやっとしていると、ブリッツの3回戦の相手が決まりました。お相手は、John さん(Last name メモしなかったので、参加ディビジョン不明、John さん、たくさんいるんだもん。すんません)。 この3回戦を勝つと、120ドルの賞金と土曜日の夜から行われるブリッツの本戦参加資格が貰える。ので、ちょこっとヘッジの相談。勝者は敗者に40ドル(これ、ブリッツのエントリー費用)で話がまとまる。これで負けた方も、この40ドルでブリッツに再エントリーできると言うわけだ。
1ゲーム目、2キューブのギャモン勝ちをして、4−0のスタート(5ポイントマッチです)。ポケットから40ドル出す準備をする。:-)わいわい、、、にこにこ。クロフォードゲーム。圧倒的有利なランニングゲーム。40ドルを相手に渡しかける。が、しかし、相手にぞろ目を振りまくられ、4−1となる。むか。:-) ふつーに3ゲーム目は負けて、4−3となり、ラストゲームとなる。 好調に進んで、次の局面で55,まぁ、どう動かしてもいいなぁ。。。ふつーに、21/11(2)と動かす。ふと顔を上げると、トビアス君が観戦している。思わずにこっと笑う余裕がもちろんあります。:-)
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が、ここで、相手は一応ジョーカーの11を振る。トビアス君と目を見合わす。トビアス君、あらまぁ不運だねって顔をする。:-)ちぇ。しかしまだまだ、なのに、次に26でダンスして、そして、ご想像どおり、負けました。相手から40ドル受け取る。むかむかむか。今回のラスベガスオープンのスチームはここから始まります。
2ポイントミニマッチに再エントリー。相手は次のおっさん。でも結構強かった。 あっさり負ける。ぶつぶつぶつ。
気を取り直して、300ドルジャックポットにエントリー、、、しようと思ったら、人数オーバーとかで、参加できず。あれー????ショック。仕方ないので、例のおじさん
と1ポイント10ドルのマネーゲームを始める。一進一退。またまたトビアス君が横でみている。次の局面、22/15*のプレイしないで、13/12*、13/7のプレイをしたところで、トビアス君、多分、「へたくそ」と心で思ったのでしょう、どこかに去っていった。すんまへん。:-)
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何時間かのプレイ後、夕食待ち合わせの時間が来たので終了。結局1ポイント勝っただけだった。ちぇ。10ドルじゃ夕食のビール代にしかならんぞ。と思う。:-)
さて、ラスベガスオープン二日目。いよいよ本戦トーナメント開始。 メイン1回戦のお相手は次の Don Grossfield さん。
しかし、はっきりと格下であった。が、そこはギャモン、11ポイントマッチは終始リードされるも、どうにか逆転し、10−8とクロフォードまで持ち込むが、クロフォードは負け。ついにDMPとなる。そして、最終局面が次です。
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不利な局面で、ジョーカーの55を振り、ほとんど勝ちの局面。相手は Thank you for play といいながら、あきらめ顔で最後のロール。そして、(もちろん)、66を出しました。お約束の「おーのー、じーざす!」と叫んで、ダイスカップを机に叩きつけ、いすから立ち上がるパフォーマンスを演じて、相手と握手します。この試合、中島さんが観戦していたのですが、言う言葉もないみたいな顔をしています。とほほ。。。スチーム、その2でした。:-)でもさ、考えてみると、そういや7月のベニス、インターミディエイトのクォーターエントリー最終戦で似たようなことをきんちゃんはやったんだよね。ま、、、、ギャモンなんてこんなもんか、、、でもさぁ、、やっぱ、なんで、今なんだよぉ。普段の矢澤とのマネーゲームでなら出てもいいからさぁ。。。:-) などと思うのでした。
うんでもって仕方ないので、コンソレに回ります。相手は AMIR さんという人。7ポイントマッチなのに11試合もして、6−6からの最終戦を勝ってとりあえず、コンソレ命をつなぐ。ふぅ。。。。
さて、3日目。コンソレで頑張るしかない。コンソレ2回戦は Ray Woo というひと。多分、、、次の写真の人。
楽勝の7−1で葬る。このラスベガスオープン、本戦で初の楽勝だった。ちょっとうれしかった。
続いて、コンソレ3回戦。
やはり、7ポイントマッチ。3−4のスコアで次の局面
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ふと見ると、仙石さんが観戦していた。うーん、いいところ見せなければ :-) なんて思いながら少し考える。うん、ヒットしたらマーケットルーズっぽい。ギャモンもある。4away の今はダブルだろうな。怖いけどさ。で、ダブル!相手は小考の末テイク。結果は見事ヒットでき、ギャモン勝ちの7−4で3回戦突破。ゲーム終了後、仙石さんにあのダブルいいんだよねー?って聞いたら「いいんじゃないのー」と言われてにこっとした。:-)今回のラスベガスで会心の勝ちといったら、この一局かもしれない。
続いて、4回戦。Mark Bell さんと。このおじさん、プレイ中、ウォークマンを聴きながらプレイしていいかと聞いてくるので了解する。良い戦いだったけど、どうにかこうにか、7−5で勝ちきる。
ふーん、昨年の11月、今年の6月のラスベガスではやはりコンソレで勝ち進んだのだけど、どーもきんちゃんには、ラスベガスのコンソレ、相性がいいのかなぁ?って考え出す。5回戦のお相手は Ron さん。
ギャモン無し、2キューブになったのも1度だけという戦いのすえ、7−4で勝ちきり、ついにコンソレベスト8までやってきました。次に勝つと、ベスト4で賞金にありつけます。なんか、今日は良い日だ。と乾杯しにいく。めでたし。めでたし。
さて、マネーラウンドのコンソレ6回戦。お相手は Emil pepasy さん。
さて、このおじさん、正直言って、コンソレベスト8までやってきて、舞い上がっていました。ムーブもキューブもおかしいことをやります。圧巻は、ダイスを振っていないのにチェッカーを動かそうとしました。おいおい、と注意すると、ごめんごめんといった具合。試合は7ポイントマッチ。3ゲーム目が終わって5−0とリード。 次のゲーム、きんちゃんが31のオープニングロールを得て、5ポイントメイクすると、なげやりになったのか、おじさん、2手目にキューブを打ってきます。ほいよとテイクするのですが、最後はギャモンセーブをするのがやっとのゲームとなり、5−2。 次のゲームも2手目にキューブをうってくる。テイク後、これまたギャモンセーブがやっとのゲームで、5−4。やな雰囲気。そして、その予想通り、3度目の正直か、おじさんの初手31,きんちゃん21,ダブルーテイク、ほんでもって、ギャモン負けで、5−8でマッチを失います。それなりに見学者が居たのですが、マッチ終了後、意気揚々(?)と去っていったおじさんが見えなくなると、数人の見学者が、「君はグッドプレイをしたよ」と次々に慰めてくれる始末。スチームきんちゃんは、むかむかむかとして、久しぶりに、机をバシン!と叩いてしまったのでした。:-)あ、そうして、びっくりした周りの人に「そーりー」といって、そそくさと去っていきました。しくしく。
さて、しゃーないので、GamesGrid 主催の、NackGammon 5point マッチに出場しました。これ、100ドルの参加費で、アドマネーが1000ドルつきます。参加者は47名もいたので、優勝すれば、3500ドルくらいになります。そして、幸運にもバイをひけました。よし、がんばるぞぉ!!!! うんで、1回戦は次の Ray Fogerlund さん。
GG では coolrey さんとか。強い人でした。けど、5−4で勝てました。そして、勝負に勝てたこともうれしいけど、このような強い人とプレイできる喜びを感じました。負けちゃうと、こんな楽しいマッチを続けてやることが出来なくなるんだ。よし、次もがんばるぞぉ!って気合いが入ります。この感覚、仙石さんも似たような事をおっしゃっていたなぁ。
さて、続いて、2回戦。お相手は、Francois Tardieu さん。
対戦表を見ていたら、ちょーどトビアス君がいたので、このひと強いの?って聞いたら、トビアス君、呆れた顔して、「僕が思うに、マッチプレイで世界のベスト5以内だ」と言います。わーい、うれしいなぁ。そんな人とできるなんて。と、わくわくしたのを覚えています。
で、この Francois さん、強いです。でも、結構長考に沈むことがあります。2−3分平気で考えます。きんちゃんは待ち疲れて、1度は水を取りに席をはずしてしまいました。:-) 結果は1−5で敗退しましたが、プレイしている充実感を非常に感じました。うーん。チャンピオンシップにでて、こーゆーひとと、ロングマッチやってみたいなぁ。ところで、1−3で、最後相手がギャモンチャレンジとなり、次の局面になりました。
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きんちゃんが42を小考していると、僕の後ろにいた誰かが、Francois に何か話しかけます。どうやら、Francois が次にぞろ目を出せるかどうかの賭を持ちかけているようです。確信を持って、10/6,11/9と動かして、、、、そして、Francois がロールすると、3ゾロでした。がっくりするきんちゃんでしたが、同時に、盤面に600ドルが叩きつけられたのにびっくりしました。:-) そして、叩きつけた本人はすたすたと去っていってしまいました。ニコっとする Francois 。なんなんだぁ!!!!!!思わず、Francois に「少しちょうだい」って言ったら、笑って、でも、何もくれませんでした。:-)
GamesGrid に敗退して、なにもやることがなくなった、きんちゃんは、再び例のおじさんと1ポイント10ドルのマネーを開始。10ポイントほど勝ったところで終了。ふーんだ。しくしく。
いっけない、中島さんことを全然書いていないぞ。中島さんは、ビギナーセクションに参加され、初戦でバイを引き、そしてどんどん勝ち続け、今日、最終日はファイナルのテーブルに立っています。 仙石さんはミニマッチでファイナリスト。でも、そのほかは調子わるかったみたいです。 それから、ラスベガスの僕のお父さん、Bob Fleck もインターミディエイトのファイナリストまで勝ち進んでいます。お二人の写真を。
そして、中島さんは見事、決勝戦、9ポイントマッチを勝ち抜き、優勝されました。 ぱちぱちぱち!!!!!!残念ながら Bob はファイナリストで終わりました。。。
きんちゃんはラストチャンスに参加、、、でも、Ron
にあっさりと負けます。Ron とは前回のラスベガス大会でも対戦して仲良しです。これで、1勝1敗かぁ。。。ちぇ。:-)
やることがなくなったきんちゃんは、チャンピオンシップのファイナルの席に行って、対戦者に「棋譜とってもいい?」と聞き、了承を得て、棋譜取りを始めました。Lucas vs Rezaian 戦です。これは http://www.kinchan.com/ にアップしてあるのでよろしければご覧下さい。正直言って、Lucas はあまり上手とは思えません。でも、Lucas の優勝。ギャモンって面白いなぁ。。。。。そして、残酷だなぁ。。。
さて、優勝した中島さんが飯をおごってくれるというので、ベニシアンホテルに行ってごちそうになりました。ビールとハンバーガーでおなか一杯。そして、リビエラホテルに帰ってくると、表彰式が始まります。
まずは、プロアマ戦の優勝者の表彰
Steave Sax は土曜日の500ドルジャックポットで優勝
そして、中島さんが表彰されます。いいなぁ。。。。
表彰式が終わると、アフタートーナメントトーナメントです。最後の賭で参加します。 なんと1回戦はコンソレのマネーラウンドで対戦した Emil です。 えーい、復讐だぁ!!!(内心はバイを引いたようなもんだな):-)
ところが、まず、次の局面になります。
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大体、この1手前は白は2メンオンザバーだったのだぞぉ。それが11振って、こうなってんだぞぉと内心穏やかではありません。この55,しょーがないので、15/10,7/2(3)と進めます。うんで、どーせ63でんだよなぁ。。。ってすねていたのですが、出されませんでした。でも、次が65、、、、しょーがないので、10/5,6/OFFとすると、あっさり5を出されます。その後、すったもんだで、次になります。
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マッチの戦い方を知らないおじさんはここで、4倍のリダブルを打ってきます。なやんじゃいました。テイクしてリダブルの8倍をうって最終ゲームにするのが正しいのは明らかですが、、、、、、、、本当にそれでいいのぉ????でも、ま、最後の賭けというわけで、テイクします。すると、このおじさん、「え?テイクなの?ギャモンしってんのかよ?やけになってまんな。」みたいな意外な顔をします。(きんちゃんが勝手におもっただけの可能性も高い :-))そして、特に事件は起こらず、負けました。 むかむかむかむかむか!!!!!!おじさん、「ちょっとこっちの目が良すぎてごめんね」とかなんとか言います。さらにむかむかむか。無言で握手して、、、、飲みに出かけました。:-) こうして、ラスベガスオープンの最後もスチームして終わったのでした。 あー、今回のラスベガスオープンは今までの海外遠征で最低の成績だったなぁ。。 でも、次はがんばるぞー。。。。。。!!!!!!!! 駄文を読んで頂きありがとうございました。 バックギャモンはたのしゅうございます。でも、下手に負けるのはやだよぉ!!!! ちゃんちゃん :-) ではでは